豊作、厄除け、幸せを祈願し心を込めてしめました。
しめ飾りはその昔豊作を、幸せを、祈願して農家が作っていたというもの。
自宅などに飾るのは神様に神聖な場所であることを示して来て頂くため。
豊作や健康をもたらす神様を迎える目印でもあります。
そんなしめ飾りをきらり農園らしい縁起物で作りました。
【縄】
縄はきらり農園のレモングラスを使ってしめて(編んで)います。
ほのかにレモングラスの爽やかな香りも楽しめます。
【紙垂(しで)】
紙垂は今年からお世話になっている飛騨の長尾農園さんの山中和紙を使用しています。
山中和紙とは飛騨河合で800年以上前から作られている伝統的和紙です。
雪深い飛騨の山で、寒い雪の中でさらすことで紫外線と水分によって白くなることを利用した作り手が少ない貴重な和紙です。
原料の楮(こうぞ)も長尾農園さんの自家栽培品です。薬品なども一切使用せず、丁寧に手仕事で漉かれた和紙です。
そんな山中和紙を使った紙垂(しで)の形は雷光稲妻。
神様の力の表れと考えられてきて邪気を払う縁起と豊作(幸せ)の縁起物です。
稲には雨が必要ですが、稲が実る頃に雷雨があり、稲光によって結実されるという信仰があったようで稲妻の語源にもなっています。
【稲穂】
稲穂は(社)LOCAL ACTION HAMAMATSUの手刈りの稲穂です。
稲作文化の日本においては豊作の象徴であり命の源。
【水引】
あわじ結びと梅結びとオリジナルの3バリエーション。
あわじ結びは吉凶全ての基本となる最高位の水引結びとされています。立体的に円を作るあわじ結びは、繊細で美しい結び目が特徴的です。
梅結びは厳冬のなかいずれの花にも先駆けて花を咲かせることから、立身出世。見た目も可愛いですね。
オリジナルは限りなくシンプルにしたデザイン提案。
その他使用の縁起物としては
南天・・・難を転じる
ツルウメモドキ・・・開運、大器晩成
鷹の爪・・・厄除け。鷹は初夢に見ると縁起よい。
2022年12月4日と12月18日の(社)LOCAL ACTION HAMAMATSU主催の”森の朝市”で販売します。
※いずれも静岡県立森林公園第二駐車場にて。12月18日は10時~13時。
縄しめの様子(手元が見えるように撮影(音声無し))
ではまた!
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