きらり農園の看板娘(小学生)作の野菜たちの物語です。
子供目線できらり農園の様子を紹介してくれるようですので原文まま転載します。
今回は茄子のお話です。
ぼくたち野菜はお店へ出て、すっごくおいしい料理になることが夢なんだ。
今日もうるさくセミの鳴き声がきこえる中、みんながおしゃべりしているよ。
「はぁ。はやく収穫してくれないかなぁ・・」
とため息まじりにトマチ。
「でもさ、いそいじゃうとおいしいトマトになれないよ」
と少しあきれたような、こまったような顔でにんじんニーちゃんが言った。
「はやくしゅうかくしてもらって、あたし、めっちゃおいしいドライトマトになる!」
と目をかがやかせながらトマチがさけんだ。
「うんうん。そうだよねー、その気持ち、わかるなー。ぼくも、とろっとろのやきなすになりたいよー」
とあつくかたるナッスンはなんだか、うれしそうに見えた。
「え!!なにを言っちゃってるのナッスン!!料理になるなら100パーセント、
オリーブオイルで味付けされた、やきなすになるのが一番でしょ!!」
とディーガン夫人。
「どっちもいっしょじゃん!!」
と口をそろえてみんなが笑う。
「なによ!」
ディーガン夫人はほおを赤くそめた。
あー、今日もディーガン夫人のお説教が長くなりそうだなと思うナッスンでした。
おしまい。
ではまた!
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